糖尿病・糖尿病の疑いの人口は?


あなたは血糖値が高いと指摘されたことがありますか?

または、あなたの身内に血糖値が高い人はいないでしょうか?

 

日本人には糖尿病という生活習慣病がほかの国よりも多いんです。

その証拠?にトクホの「血糖値が高めのひとに」などのキャッチフレーズの商品みかけませんか?

 

平成26年の国民健康栄養調査では、

「糖尿病が強く疑われる者」の割合は、男性 15.5%、女性 9.8%である。

と、人口に対してかなり多いことがわかります。詳しくはこちらに載ってます。

平成26年「国民健康・栄養調査」の結果 |報道発表資料|厚生労働省

 

日本人に多いのは2型糖尿病といわれる、遺伝的に糖尿病になりやすい人が、食事や運動など生活習慣の影響により発症するものです。

糖尿病になると、血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリンの分泌が減ったり、効きが悪くなってしまい、血糖値が高い状態が続きます。

 

血糖値が高くなるとなんでだめなの?

 「血糖値が高め」と健康診断などで指摘をされても、自覚症状としてはほとんどありません。

しかし、血管の中では、高血糖が続くことで、糖とたんぱく質が結びつき、劣化したたんぱく質になる糖化が起こります。糖化が起こると、血管の内側の壁を攻撃し、次第に血管がもろくなってしまいます。

 

血管を血液が流れ、全身の臓器へ栄養素を供給しています。

その血管がダメージを受ると、血圧が高くなったり血糖値以外にも影響が出てきます。細い血管にダメージを受けやすいので、網膜症や腎臓病、狭心症や心筋梗塞、脳血管障害のリスクもあります。

症状がないからと放置するのは、危険です!

 

血糖値を上げない食事のポイントは?

 食事をして、糖質を摂取すると、

口、胃で消化され、小腸から吸収され、門脈という血管を通して肝臓へ運ばれます。

肝臓には糖はグリコーゲンとして貯蔵されますが、貯蔵できる量には限りがあり、余った糖は中性脂肪に変えられてしまいます。

一番のポイントは急激に血糖値を上げない事です!

急激に血糖値が上昇すると、血糖値を下げるために、すい臓からインスリン(血糖値を下げる唯一のホルモン)をたくさん分泌します。これを繰り返しているとすい臓が疲れてしまい、インスリンの量が減ったり、効きが悪くなってしまうのです。

インスリンを分泌できる量は限りがあるともいわれ、インスリンの使いすぎはよくありません。

また、インスリンには、脂肪組織に糖を取り込み中性脂肪として貯蔵する働きがあり血糖値が高いと太りやすくなります

 

急激に血糖値を上げない工夫は?

糖質に偏った食事では血糖値が上がりやすいです。

 

例えば、一見低カロリーに見えるこちらの食事

 朝:ブラックコーヒー(砂糖入り)、バナナ

 昼:きつねうどん、ご飯(茶碗半分)

 夕:ごはん、シーザーサラダ、コロッケ

カロリーは高くありませんが、血糖値が上がりやすいのです!!(満足感も低いです)

 

砂糖、うどん、ごはん、コロッケのじゃがいもは、糖質が多く、血糖値が上がりやすいです。ただし、糖質と同時に、食物繊維、タンパク質、脂質を食べれば、血糖値の上昇は緩やかになります。

 

上記の食事を工夫する場合、

 朝:ブラックコーヒー(砂糖なし)に無調整豆乳を入れてカフェオレ、バナナ

   豆乳でタンパク質補給

 昼:肉そばや月見そば、ごはん無し、いも以外の野菜料理を追加

   うどんよりもそばの方が食物繊維が多い。(小麦の糖は血糖値が急激に上がりやすいです)

   麺の具はタンパク質(肉・魚・卵・大豆製品)と

   野菜やきのこ海藻がトッピングされたものだとgood!

 夕:雑穀ご飯、肉か魚料理、サラダ(ドレッシングはお酢とオリーブオイル

   少しの塩で手作り)

などが考えられます。

 

他に注意したい組み合わせは、関西に多い「麺+ご飯のセット」や「パン+ポテトサラダ」「お好み焼き+やきそば」などです。

これらは血糖値をものすごく上げやすいです!!!!!

日ごろ、こんなメニューを注文していませんか?

 

★血糖値を上げにくいポイント★

  • ①食物繊維が多い野菜・きのこ・海藻な→②主菜(肉・魚・卵・大豆製品)→③主食(ご飯、麺、パン、お好み焼きなど粉もの)の順番で食べる。
  • 糖質だけで食べない
  • 糖質の代謝に必要なビタミンB1をとる(豚肉、玄米、大豆などに多い)
  • 間食には砂糖や小麦粉など糖質の多いものは控え、ナッツや果物、野菜ステックなどにする

 

仕事の都合で十分に食事に時間がかけられず、おにぎり1個のみなど糖質のみの食事しかできない場合は、同時にアーモンド10粒(油や塩を使ってないもの)を食べるなど同時に油をとれば、急激な血糖値の上昇は避けられます。(オリーブオイルなどそのまま食べれる油ととるのも良いです)ナッツは常温で保管できるのでデスクなどに常備してくとよいですね。

 

 

 

 

アーモンド   

→小分けのアーモンド

 →えごま油 このように小袋になっていると外出先でも使いやすいですね。

 

 サラダクラブシリーズ

→カップ麺しかない場合、タンパク質・食物繊維が不足します。その場合スーパーなどで売られているサラダクラブシリーズ(常温で保存可能。開封してそのまま食べられる)を常備しておくと、カップ麺にプラスすることでタンパク質・食物繊維が摂取でき、急激な血糖値の上昇は避けられます。 

 

 

糖尿病の方には野菜をほとんど食べないという方もおられます。

しかし、抗ストレスホルモン(コルチゾ-ル)の合成、免疫力の維持にはビタミンCが必要ですし、病気にならないため以外にも、日々のコンディションを整え、疲れにくい元気な体を作るためにも野菜・果物を食べてほしいです。

今の食事が将来の自分を作ります!

 

甘い飲み物には要注意

甘い飲み物に含まれる「果糖ブドウ糖液糖」はごはんなど糖質に比べ、大きさが小さく、消化に時間がかからず、吸収スピードも速いです。また、液体なので咀嚼も必要としません。

食事の場合は、咀嚼することで脳が刺激され、胃や小腸での消化・吸収の準備をします。液体だと、その準備がされないまま、小腸から吸収されます。

甘い飲み物は急激な血糖値の上昇をもたらします。

水やお茶では物足りない場合は、炭酸水がおすすめです。