酒粕を手軽に取り入れ、腸内環境をととのえよう!


「酒粕」ってどんなイメージがありますか?

私は子供のころに母が作ってくれた粕汁が嫌いで、酒粕とも距離をおいていました。

そんな私ですが、今は日常的にほぼ毎日酒粕を食べています。

 

今回は酒粕を料理に使うメリットや使い方などご紹介します。

 

酒粕を料理に使うとこんなにいいことがある

酒粕とは

日本酒(清酒)をつくる過程ででる搾り粕です。

大豆でいうおからです。

酒をつくる過程でできる醪(もろみ)を搾り、固形の米、麹などと液体の生酒に分離します。この米や麹のかたまりが酒粕です。 

 

酒粕のメリット

  1. おいしさが増す
    うま味のもとになるアミノ酸が豊富。ほかの食材を酒粕の酵素パワーで分解しうま味や風味が増す
  2. 栄養価アップ
    酒粕にはビタミンB群、ミネラル、必須アミノ酸が豊富
  3. 保存性がアップ
    アルコールや乳酸によって食中毒菌が増えるのを抑制
  4. 消化吸収を助ける
  5. 腸の中を綺麗にして便秘を改善
    腸の余分な脂肪や油を吸着して身体の外に出す
  6. 美肌になる
    肌は腸の中をうつす鏡。腸が綺麗になれば肌も綺麗に


酒粕のデメリット&その対策

  1. アルコール臭さがある
    そのままだとアルコールがありますが、しっかりと加熱することでアルコールは飛ぶ
  2. 独特な香りがする
    独特な香りは好みがわかれるところです。しっかりと加熱することである程度は解消可能

 

酒粕はどれくらい日持ちするの?

酒粕にはアルコールが含まれているので、冷蔵庫で保存すれば賞味期限はありません。
ただし、酵母が生きているので熟成して風味は変わっていきます。

目安としては半年くらいで使い切るのがいいでしょう。

 

酒粕の栄養

酒粕はビタミンB群、ミネラル、必須アミノ酸が豊富

ビタミンB2(糖質、脂質、タンパク質の代謝に必要)は同じ量の白ご飯の26倍
ビタミンB6(タンパク質の代謝に必要)は47倍
アミノ酸583倍も含まれます。

 

便通がよくなる「レジスタントプロテイン」は注目の栄養素です。
これは消化しづらいタンパク質という意味です。
レジスタントプロテインが腸内の余分な脂肪や油を吸着して、便と一緒に外に出してくれます。

これはお米にもともと含まれますが、酒を造る過程で麹がレジスタントプロテインを油を吸着しやすい形に変えてくれるのです。これは酒粕ならではです。

女性のがんの部位別死亡率の1位は大腸がんです。

便秘がちの人は腸内環境が悪化しているかも。するっと快便で大腸がんを予防しましょう。

 

酒粕の健康効果

  • がんの抑制効果
  • 高血圧を抑制(ペプチドというタンパク質が分解された物質が血圧を下げるといわれる)
  • 肥満予防(でんぷんの分解を遅くし、体脂肪を作るインシュリンの分泌を抑える)
  • 脳梗塞の予防(血液の塊や血栓を溶かす)
  • 骨粗しょう症予防(骨組織を壊す物質の働きを抑える)
  • 狭心症、心筋梗塞、動脈硬化の予防

などの健康効果が期待されています。

 

簡単★酒粕活用法

  1. そのままオーブントースター焼く
    お酒のあてにぴったり。
  2. 油で揚げる、油をかけて焼く
    油を使うことで食べやすく。
  3. 味噌汁に入れる。
    2人分に酒粕10gくらいを隠し味として。ほかの具を加熱する際に酒粕も一緒に加熱すれば、アルコールや独特の香りはほとんどなくなる。
  4. 肉や魚を漬ける
    酒粕のアルコールで保存性が増す。また、柔らかく食べやすくなる。
  5. デザートに活用
    甘いものを食べたいけれど、ダイエットもしたい。
    そんなときは酒粕をお菓子作りにプラス。

簡単★デザートレシピ

酒粕白玉団子

通常は白玉粉と水を練って作りますが、ここに酒粕をプラスするだけ。

分量:酒粕30g、白玉粉70g、水30~40ml

作り方:材料をすべてボールに入れて耳たぶ程度の硬さになるまで練り、団子状にして熱湯でゆでて冷水にとって冷ます。(水は最初30ml入れてかたさを見ながら少しずつ追加してください)

 

美味しい酒粕の見分け方

減量のお酒が以下の条件を満たしている酒粕はおいしくて美肌にいいです。

  1. 精米歩合が100~70%
  2. 生酛造り。又は山廃造り
  3. 純米酒(原材料表示が「米、米麹」のみ。(醸造用アルコールが含まれないもの)

 一番わかりやすいのは原材料に余計なものが入っていないことです。

 美味しいものを食べかつ肌も腸も美人になりましょう。

 

 

 

酒粕レシピの参考にしてください。