血液データ 糖尿病


 

1年に1回、健康診断で採血をすると思います。

その結果を正しく見れていますでしょうか

もしかしたら、要受診と書かれていても、自覚症状がなければ、放っている方もいるのではないでしょうか。 ただし、放置していると病気が悪化することもあります。

 

 

数年前から血糖値が高いことを指摘されていたけれど、仕事が忙しくて放置。

数年後、症状が現れ受診したところ、病状が進んでいるということはよくあります。

 

そうなる前に、早めに手を打つことが大事です!!

 

ここでは、血液検査の結果、特に生活習慣病について書きます。

少しでも皆さんの健康のお役に立てれば幸いです。

 

 糖尿病に関する検査

 

<血糖> <HbA1c>

→特定健診では測定すると思います <尿糖> 糖尿病にはいくつか種類がありますが、そのほとんどが 2型糖尿病です。

 

血糖

2型糖尿病は、「血糖(ブドウ糖)」が高い病気です。 通常、血糖が上がると、すい臓のβ(ベータ)細胞というところから インスリンというホルモンが出され、血糖を下げます。

しかし糖尿病では、このすい臓ベータ細胞の働きが弱くなり、血糖を下げる能力が落ちます。 2型糖尿病は遺伝的な素因に加え、食生活の乱れが重なることで起こります。 血の繋がった身内に2型糖尿病の方がいる場合には、糖尿病になりやすいので特に注意が必要です。

 

健診で「血糖が高い」と指摘をされたとしても、ほとんど痛みなどの症状はありません。 たいていの場合には、仕事の忙しさなどを理由に、「この前の健診で血糖が高かったんだよ」などといいつつも、前からの食生活を変えるには至っていないでしょう。

しかし、この油断が禁物です!  

ヒトは体の中に、ブドウ糖として大量に蓄えることができません。余ったブドウ糖は脂肪として蓄積されてしまうのです。

血糖が高い状態がしばらく続いたとしても、その分膵臓が頑張ってインスリンを多めに出し、対応します。

しかし、ヒトが一生でインスリンを出す量は決まっているともいわれ、あまり血糖が高い状態が続くと、すい臓は疲弊しきって、インスリンを出せなくなります。(ここでインスリン注射が必要となります)

 

尿糖

尿糖がプラスの場合も要注意です。 ヒトはおしっこを腎臓で作りますが、いらないものはそのままおしっことして体外に出し、 ブドウ糖やタンパク質など体に必要なものは、おしっことして出される前に体に吸収されます(再吸収)。 ただし、あまりにも血糖が高いと、再吸収が追い付かずに、おしっこに糖がでてしまいます。これが尿糖です。

 

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)

通常の健診で測定することは少ないと思いますが、特定健診では測ることが多いと思います。 血糖が、採血した時の血糖を表すのに対し、HbA1cは1-2か月の血糖の平均を反映します。 血糖は食後何時間に採血したかに影響されますが、HbA1cは採血のタイミングによる差がありません。 HbA1cは血の中の赤血球に含まれるヘモグロビンに余分な糖が磁石のようにくっついたものです。

 

血糖値を上げるのは

血糖を上げる食べ物はです。 特に、サイズの小さな糖が血糖値を上げやすいです。 サイズの小さな糖は、市販のジュースなどに含まれる、「果糖ブドウ糖液糖」「ブドウ糖果糖液糖」「異性化糖」と表示されているものです。

これらはコストを安く抑えることができるため、さまざまな市販の食品に使用されています。ぜひ、パッケージの原材料をご確認ください。

次に血糖を上げやすいのは「砂糖」です。サイズの小さな糖が2つくっついたものです。

 

コーヒーや紅茶に砂糖をたくさん入れていませんか?できれば、砂糖は入れず、入れるならミルクや豆乳がお勧めです。(私はブラックコーヒーに豆乳を入れたり、フレーバーティーにしてストレートで飲みます)

サイズの大きい糖はごはんやうどんなどの炭水化物です。特に、ご飯食がお勧めです。パンを主食にする場合は、菓子パンなどの甘いパンやジャムを大量につけるなんてことをしなければ、血糖を急激に上げません。 サイズの小さな糖はジュースに入っていることが多く、噛むことがないため、ごはんなど噛む必要があるものと比べ、血糖が上がりやすいです。 血糖が高いと、糖尿病になるだけでなく、皮膚のたるみやしわの原因になるなど美容にも大敵です!

 

 血糖値が高い状態を放置すると

 

血糖値が高いことを指摘され、糖尿病を診断されたのち、 血糖コントロールが悪いと、様々なたくさんの合併症の可能性があります。

・脳卒中 ・認知症

糖尿病網膜症(→失明)

・顔面神経麻痺 ・歯周病

・狭心症

・心筋梗塞

・肺炎

・肺結核

・胃麻痺

糖尿病腎症(→人工透析が必要になることも)

・インポテンツ(ED)

糖尿病神経障害(手足のしびれ、こむら返り)

・自立神経障害 ・足壊疽(→切断)

・がん(すい臓、肝臓、大腸など)

・骨折

・水虫 ここに挙げたもので20個近くもあります。 糖尿病は自覚症状がわかりにくい病気です。 自覚症状があらわれるころには、血糖コントロールが良くない状態になってしまっています。

 

1.日ごろから食生活に気を付け、血糖値が高くならないようにする。

2.健診で、血糖値が高いと指摘されたら、食生活・運動習慣の見直しをし、糖尿病にならないようにする

3.糖尿病と診断されたら、食事療法をまず行い、血糖値の安定を目指す。

 

 

せっかくなら、年齢を重ねても、美しく、かっこいい大人になりたいです。

 

糖尿病になりたくない、美しく・かっこよく年を重ねたい方は、糖の摂りすぎ、特に小さいサイズの糖には注意です!! 特にサイズの小さな糖の摂りすぎには気を付けた方がよいですね。