脂肪細胞には、二種類ある


脂肪細胞の種類

体の脂肪が増える、といっても、その種類は二種類あります。 白色脂肪細胞と、褐色脂肪細胞です。

 

☆白色脂肪細胞は、皮下や、内臓周囲に存在。この白色脂肪細胞が大きく(肥大)なったり、数が増えると肥満になります。白色脂肪細胞にはエネルギーを産み出すミトコンドリアというものが、少ないので、脂肪として余分なエネルギーを溜め込みます。

 

☆褐色脂肪細胞は、腎臓の周囲や、肩甲間に存在。エネルギーを産み出すミトコンドリアがよく働きます。中性脂肪をその場でエネルギーとして燃やします。

 

 

脂肪細胞の肥大と増殖

白色脂肪細胞が大きく(肥大)なったり、数が増えると肥満になります。と上記に書きましたが、 脂肪細胞が大きくなるのは、大人です。 脂肪細胞の数が増えるのは、胎児期、乳児期の終わり、思春期前です。この時期に脂肪細胞の数を増やさないことも、将来の肥満予防に繋がります。

 

脂肪細胞はただの脂肪の貯蔵庫ではない

脂肪細胞からは、様々なホルモンが分泌されています。(アディポサイトカインと言います。) アディポサイトカインには、悪玉と善玉があります。 皮下脂肪は、この善玉、悪玉アディポサイトカインがバランスよく分泌され、あまり問題視はされません。(お相撲さんは体重でみると、肥満ですが、ほとんどが皮下で内臓脂肪は少ないそうです。) 問題なのは、内臓脂肪(メタボリックシンドローム)です。 内臓脂肪型肥満では、悪玉アディポサイトカインが多く分泌され、生活習慣病に関与します。  

遊離脂肪酸脂質異常症  

TNF-α、遊離脂肪酸、レプチン→糖尿病  

アンジオテンシノーゲン→高血圧  

PAI-1、HB-EGF→動脈硬化

善玉アディポサイトカインは、アディポネクチンと呼ばれます。内臓脂肪が蓄積すると、善玉を減らし、悪玉を増やします。 善玉が減ると、動脈硬化が進みやすくなります。 肥大した脂肪細胞からは、様々な物質が分泌し、悪さをします。→慢性的に炎症状態が続き、この炎症が血管には問題となります。 脂肪細胞、特に内臓脂肪を溜め込まない、減らすことは、生活習慣病の予防、改善に繋がります。 そのためには、食生活、運動習慣、喫煙、睡眠など見直す必要があります。 年を重ねても、イキイキ、元気に過ごしたいですね。

 

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