【便秘】便秘の種類と対策


便秘の種類と原因

便秘とは

便秘とは、今までの排便習慣と比べて排便の回数や量が少ない、便が硬い状態を言います。 年配の方では、便秘が続いているために食欲がわかず、ご飯が食べられないこともあります。

 

便秘の種類

大きく、急性と慢性に分かれます。

→慢性便秘は、機能性便秘、過敏性腸症候群便秘型、症候性便秘、薬剤性便秘、器質性便秘に分けられます。

→機能性便秘には、さらに通過遅延型と、排出障害型があります。

→通過遅延型は、腸の動きが低下し、便が腸の中で留まるために起こります。

→排出障害型は、直腸までは便が下りてくるけれど、何かの原因で排出できないために起こります。 両者が合わさった便秘もあります。

 

便秘の原因

便秘の原因は様々です。

①食事による便秘 ダイエット、拒食症、認知症うつ病、水分不足、食物繊維不足

②機械的な閉塞 大腸直腸腫瘍、術後異常、憩室症、巨大直腸瘤、裂肛、狭窄、巨大結腸

③神経疾患、神経障害 自律神経障害、うつ病、脊髄疾患、脳血管疾患、多発性硬化症認知症パーキンソン病

④内分泌疾患、代謝異常 糖尿病、高カルシウム血症、低マグネシウム血症、慢性腎疾患、重金属中毒、甲状腺機能低下症、高マグネシウム血症、多発性分泌腫瘍症2型、尿毒症、副甲状腺機能亢進症、低カリウム血症、ポルフィリン症、脱水

⑤消化管疾患及び局所的痛み 過敏性腸症候群、瘻孔、巨大結腸、直腸瘤、腫瘍、痔瘻、直腸痛、腸捻転、裂肛、肛門挙筋症候群、直腸脱

⑥筋疾患 アミロイドーシス、全身性硬化症、皮膚筋炎、皮膚硬化症

⑦その他 心疾患、変形性関節疾患、長期の寝たきり

このように、便秘の原因には病気によるものもたくさんあります。

 

 

排便のメカニズムと下剤

そもそも、排便のメカニズムは?

排便は、食事をすることから始まります。

↓ 胃に食べ物が入り、消化吸収が行われ、

↓ 大腸の大蠕動によって、便のもとになる物が、S状結腸さらに直腸へ移動し

↓ 直腸がいっぱいになる事で便意を感じる

↓ 排便

という流れになっています。

スムーズな排便には、直腸に適切な量の便を溜めて出す事が大切です。

★小さくて硬い便や、やわらかく量が少ない便は出しにくいです。 つまり、下剤により軟らかくした便を自力で出すのは難しいです。 刺激性のある下剤を多量に使うことは、使用時に腹痛を生じたりすることもあり、使用は最小限にとどめた方が良さそうです。

 

下剤の種類

下剤の例です

●塩類下剤(酸化マグネシウム):便を軟らかくする

●浸透圧性下剤(ラクツロース):浸透圧の作用で

●分泌性下剤(ルビプロストン):小腸でも腸液の分泌を促す

●刺激性下剤(センナ、大黄、ピコスルファート、ビザコジル):大腸を刺激する

●直腸刺激性(重曹坐薬、浣腸):直腸の刺激で排便を促す

漢方薬(麻子仁丸(ましにんがん)、大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)、大建中湯(だいけんちゅうとう)、桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう):作用が穏やか 上記については、こちらの本を参考にしました。

 

便秘の対策

まずは、食事、生活習慣の見直しです

 

 

食物繊維の多い食事をしましょう!

食物繊維には、便のかさを増やし便を出しやすくする効果があります。

食物繊維が多い食品です。 主に野菜、果物、海藻、きのこです!!

⇒小松菜、さやえんどう、南瓜、トマト、キャベツ、ピーマン、ブロッコリー、ほうれん草、おくら、もやし、きゅうり、なす、ゴーヤ、玉葱、こんにゃく、ひじき、わかめ、きのこ、納豆、リンゴ、バナナ、キウイ、納豆

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食物繊維の多い野菜を取り入れ、自炊や外食を心がけましょう!

食物繊維を食事から摂るのが難しいという人へ、サプリメントで摂るのもお勧め


 

↑こちらのサンファイバーは、病院でも使われる、確かなものです。 主成分は、「グァーガム酵素分解物(グァー豆分解物、PHGG)」という水溶性食物繊維の一種です。 グァーガム酵素分解物は、グァー豆というマメ科の植物を原料に作られます。 グァー豆は、インド・パキスタン地方など乾燥した地域で栽培されるマメ科の植物です。 古くから食物繊維の多い健康に良い食材として食べられてきました。  グァー豆の胚乳部分に「グァーガム」と呼ばれるとても粘性の高いネバネバ成分が多く含まれており、これがサンファイバーの原料となっています。 1日に1-2包を水などに溶かして飲み、2週間~1か月ほどで効果が現れます。  

1包あたりの食物繊維5gです。

食物繊維の目安摂取量は、18歳以上70歳未満の、男性で1日20g、女性で18gです。 (日本人の食事摂取基準2015より)

 

ドラックストアなどでもよくみかける


 

イージーファイバーも、値段が手ごろでお勧めです。 水に溶かすと、さっと溶け、また、味はほとんど感じず、飲みやすいです。 1包で食物繊維4.2gが摂れます。 たくさんの商品が売られています。 価格と、どんな食物繊維が含まれているか、また、食物繊維以外の成分(乳酸菌やオリゴ糖など)が含まれているかなど、ご自分に合ったものを選択しましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。