「栄養素」にとらわれすぎる日本人


13年前に出版された本ですが、最近読んでみて、共感できる部分が多々あり、紹介させてもらいます。

 

著者は、管理栄養士の幕内秀夫さんです。 例えば、牛乳を1日2リットルも飲んでいる人に、理由を聞くと、「牛乳にはカルシウムが多くていいから」や、 全く牛乳を飲まない人に、その理由を聞くと、「牛乳には、動物性脂肪が多いから」 このように、ある特定の栄養素だけをみて、その食品を「良い」「悪い」と決めつけている人が多いのではないでしょうか。 牛乳には、上記のカルシウム、動物性脂肪の他にたんぱく質やリンなど、様々なものが含まれます。 ある一面(特定の栄養素)だけを見て、全体を見ないのは矛盾していますね。 「木をみて森をみず」ですね。

 

日本人の食事摂取基準

どの栄養素をどの程度摂れば良いかという基準に、「日本人の食事摂取基準」というものがあります。5年ごとに改訂されます。つまり、どの栄養素をどの程度摂れば良いかというのは、「わかっていません」 その時点での研究結果などをもとに、統計的に、この栄養素はこの量を摂れば日本人の半分が必要量を満たしますよ(推定平均必要量)などというものに過ぎません。 →集団給食の献立をたてるときに使ったりします。

 

 

昔の日本人は、米を食べていた

戦前の日本人が食べていたのは、 主に「米」です。 なんと、1日にお茶碗に6杯などと、 今では、多く感じる量を食べていたようです。(そのかわり、家事や畑仕事などでたくさん動いていましたが) おかずは、野菜、魚、大豆で、 肉、卵、乳製品はほとんど食べることがありませんでした。 昔と比べて、現代の方が、多様な食べ物が簡単に手に入るので、「バランスの摂れた食事」をしているはずです。 しかし、現代の方が貧血やアレルギー疾患などの慢性疾患が増えているのはどうしてでしょうか?

 

 

日本の伝統食を忘れてしまった

日本の伝統食は、もちろん、米が中心の食事です。 日本人にとって、一番利用効率が良い(新陳代謝が良い)のが、米を中心にした食事で、米中心の食事は太りにくいです。

 

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お米は、精白米よりも、胚芽米や玄米の方が、ビタミンや食物繊維が多く、お勧めです。 粗食のすすめのレシピ本もあります♪

 

最後までお読みいただきありがとうございました。